ホームの水戸は8月23日に延期となっていた明治安田J2第28節・大分戦に挑んだ。序盤はそれまで10試合負けなしと調子を上げる大分のパスワークに翻ろうされる展開が続いたものの、そこをしのぎ切ると、徐々に水戸らしいアグレッシブな姿勢を出して、大分ゴールに迫った。そして、28分に木下 康介が個の力でゴールをこじ開けて先制点を挙げると、39分には右サイドを抜け出した杉浦 文哉からのクロスを安藤 瑞季が流し込んで、リードを2点に広げた。後半は大分の反撃を受けるものの、安定した守備ではね返し続け、ゴール前に進入された場面でも体を張ってゴールを死守し、完封勝利を収めた。
20日に行われた第32節・山口戦でのふがいない敗戦から立ち上がった姿に、「リバウンドメンタリティーに惚れ惚れした」と秋葉 忠宏監督は選手たちを称賛。チームの士気はこの上なく高まっている。リーグ終盤に向けて、さらなる上昇気流に乗るためにも、水戸らしい攻撃的なサッカーを繰り広げて連勝を狙う。
琉球は現在最下位に沈んでいるものの、夏に積極的な補強を敢行し、直近5試合で2勝2分1敗と調子を上げている。注目が集まるのはガーナ国籍FWサダム スレイ。先発した3試合すべてでゴールを挙げる驚異的な決定力の高さを見せている。今節は出場停止だった前節の鬱憤を晴らす活躍に期待がかかる。
[ 文:佐藤 拓也 ]