第33節・甲府戦は逆転を許しながら終盤に追いつき、第34節・東京V戦では一度は追いつかれながらすぐに勝ち越して約2カ月ぶりの勝利を挙げた金沢。7試合勝ちがなく大敗が続いた時期もあったが、新型コロナウイルス感染症による欠場者が戻ってきたこともあり、少しずつ本来の姿を取り戻してきた。「中2日でまたゲームがあるので、しっかり早くコンディションを整えて次の準備をしたい」と柳下 正明監督。選手層は厚くないだけに、どうやり繰りするかという手腕も求められる。
対する長崎はまだ新型コロナウイルス感染症の影響が色濃く残る中、第34節は白井 陽貴、菊地 脩太というJリーグ初出場のCBコンビで臨んだ。それでも都倉 賢の約5カ月ぶりのゴールを守り切り1-0の勝利。ファビオ カリーレ監督が「若い2人を使っていたので、そこは心配ではありましたが、彼らもすごく活躍してくれました」と振り返ったように、経験の浅いCBも完封勝利に貢献した。いまだ消化が2試合少なく、9月は7連戦となる厳しい日程だが、この金沢戦に勝利して順位を上げたい。
[ 文:村田 亘 ]