9月6日、4位の仙台が原崎 政人監督から伊藤 彰監督へと指揮官を交代。4連敗中の流れを断ち切ろうと大きな決断に踏み切った。伊藤新監督は7日にチームに合流し、10日の大分戦から指揮を執る。
これを受けて6位の大分・下平 隆宏監督は「今までの流れや原崎前監督のやり方をスカウティングしていたのに、仙台の出方が分からなくなった」と頭を抱えた。
大分は過密日程に苦しんだ前半戦の出遅れを取り戻すように、シーズン折り返し後は6勝6分1敗。アウェイ連戦だった前々節・秋田戦と前節・新潟戦をいずれも1-0の連勝中で、今節は今季初の3連勝を狙う。特に新潟戦は組織の成熟に手ごたえが感じられた。「監督も代わられたことだし、相手うんぬんというよりはわれわれが積み上げてきたものにしっかり磨きをかけて、さらに成長していけるよう準備したい」と下平監督は準備を進める。
伊藤監督は8月14日にJ1残留争い中の磐田で任を解かれたばかり。7日に仙台で行われた就任会見では2日前にオファーを受けたことを明かし、積極的な守備を伴う攻撃的スタイルの浸透を宣言すると、個々の能力の高いプレーヤーを擁するチームを昇格に導くと誓った。フォギーニョと吉野 恭平を出場停止で欠く今節、チームにどのような刺激をもたらすかは腕の見せどころだ。
ホームの大分が連勝を『3』に伸ばすか、アウェイの仙台が連敗を『4』で止めるか。昭和電工ドーム大分での9月最初のゲームが、注目の的となる。
[ 文:ひぐらし ひなつ ]
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