前節の群馬戦をスコアレスドローで終えた琉球。「リスクを冒してでもゴールを奪いにいく必要もある反面、そこから失点することも十分考えられる互角の試合だった」(ナチョ フェルナンデス監督)と、残留を争うチーム同士による緊迫感漂う“シックスポイントゲーム”は、1点の重みを感じさせる堅い試合となった。終盤にかけてもスコアは動かず、「85分近くになったときに同点だった場合は、負けないことを大前提にしなければいけない」(ナチョ フェルナンデス監督)と、勝点1を確実に奪い取る狙いにシフトチェンジし、想定どおり勝点獲得に至った。危険水域からは脱していないものの、21位・岩手、20位・群馬との勝点差は『3』、19位・大宮とは勝点5差につける。残り6試合となる残留へのサバイバルに向け、目前に控えるホーム戦は優位性を生かしたいところ。「琉球サポーターに勝利をプレゼントしたい」と、昨季山口でプレーした草野 侑己も意気込む。
対する山口は前節、金沢と対戦。先制されたものの、8月に松本からの完全移籍で古巣へ戻ってきた前 貴之の同点弾で勝点1を分け合った。ここ5試合は2勝2分1敗とし、順位は17位。J2残留へと着実に勝点を積み上げている。来る琉球戦に向けて、「しっかりと自分たちから前向きなサッカーを前半からやりたい」と話す名塚 善寛監督。取りこぼせない一戦を制し、さらなる高みを目指していきたい。
なお、当日は台風の影響が心配され、状況によってはスケジュール変更の可能性もあります。今後の情報にご注意してください。
[ 文:仲本 兼進 ]
