新潟は3連戦で3連勝。ターンオーバーしながら戦う中、ひさびさに出場機会をつかんだアレクサンドレ ゲデス、星 雄次に今季初得点が生まれ、まさに“全員戦力”を結果で示しながら勝点9を積み上げた。
昇格へのスパートをかけたいこの時期、残念ながら、前節・水戸戦で高木 善朗が負傷。右ひざ前十字靭帯損傷と、21日にクラブから発表された。高木は2018年に加入してから5シーズンに渡り、攻撃で違いを見せる存在として活躍。昨季はチームで唯一全試合に先発し、多くの得点に絡んだ。チームが苦しいとき、ワンチャンスを結果に結びつけられる貴重な存在だった。
「彼の思いを、みんなで少しずつ分け合って、背負って、進んでいかなきゃいけない」(松橋 力蔵監督)、「ここまで引っ張ってくれていたことは間違いない。最後の瞬間にはやっぱり、一緒に喜びを分かち合いたい」(堀米 悠斗)と、チームは高木の思いも汲んで、さらに一体感を強めている。
大宮は3連戦で勝点7を積み上げ、降格圏とは勝点5差をつけた。この3試合では8得点と攻撃陣が好調で、直近2試合は中野 誠也が3得点を挙げている。DFの背後を取る動きに加え、ペナルティーエリア内での連係もスムーズ。過去、磐田時代も含めて新潟相手に得点を重ねてきた“新潟キラー”に警戒が必要だ。また、大宮はセットプレーからの得点が4割以上を占める。セカンドボールからの2次攻撃も含めて、注意したいポイントだ。
また、今節からデンカビッグスワンスタジアムは観戦席の一部の収容率を拡大。声出し応援エリアは50%のままだが、それ以外は100%で運営される。これにより、最大で約35,000名が収容できるようになった。応援の迫力が増すことで、スタジアム観戦の魅力もアップする。
チームカラーをオレンジとするチーム同士の、“オレンジダービー”。鮮やかに染まるスタジアムの中で、凱歌をあげるのはどちらになるか。
[ 文:野本 桂子 ]

