東京Vはここにきて4連勝、そして直近3試合は無失点と状態が良い。「なんとかここまできた」(城福 浩監督)と、J1参入プレーオフ圏の6位まで勝点差4まで迫ってきた。今節、6位の徳島、7位の仙台が勝利した時点で可能性はついえてしまうものの、「他力本願上等だというつもりで、腹をくくってサポーターと一緒に戦いたい。いまはとにかく勝ち続けることに集中したい」と城福監督。首位チームに対しても、城福監督の下で積み上げてきた戦いを披露するつもりだ。ほとんど負傷者も戻ってきており、ほぼベストメンバーで立ち向かうことができるだろう。
新潟は前節・仙台戦の勝利で昇格を決めた。今節は勝てばJ2優勝を自力で決めることができる。引き分け以下でも、勝点差4がある2位・横浜FCの結果次第ではシャーレがもたらされる。リーグ最多得点、リーグで2番目に少ない失点数と、安定した戦いをしてきたチームの集大成として、優勝を手中に収めたい。
城福監督は「選手も違うし、チームの武器も違うが、リーグの中で一番志向が似ているチームという印象を持っている」と話していた。「ボールを動かしていくこと、すぐに奪い返して2次攻撃、3次攻撃を狙うこと。その意識は相当統一されている。カウンターのコンビネーションの精度は高く、人数もかける。ロングスローなどのセットプレーでも点を取れる」。そう評価していた。
この試合は1万人以上の来場が見込まれており、新潟からも多くのサポーターが詰めかける。現役時代に東京V、新潟などでプレーした富澤 清太郎氏らが出演するトークショーも試合前には行われるなど、スタジアムのボルテージはいつも以上に上がることになるだろう。好ゲームの実現に期待がかる。
[ 文:田中 直希 ]
