千葉は前節、敵地で秋田と対戦。序盤こそ惜しいシュートを何本か放って攻勢を強めたが、徐々に相手の強度の高さに苦戦する場面が目立ち、最終的に3失点で完敗を喫した。J1参入プレーオフ圏内の6位・徳島との勝点差は残り2試合で『4』。厳しい状況にあるのは間違いないが、高木 俊幸は「とにかくやり切ることだけが重要。こういう試合をしてしまった以上、次にどういう姿を見せられるかが大事だし、チーム全体でそのための準備をしたい」と意気込んだ。
すでに今季限りでの退任が発表されている尹 晶煥監督にとって、今節は千葉の指揮官としてのホームラストゲーム。常日頃サポーターへの感謝を口にしていた指揮官は有終の美を飾り、勝点3をもたらすことができるか。3年間積み上げた自分たちのサッカーを遺憾なく発揮したい。
対する琉球は前節、敵地で金沢と対戦。先制点を許したものの、「失点したあとに選手が集まり、大丈夫だという声が選手同士で聞こえていたし、前を向いている選手が多かった」と大本 祐槻が振り返ったように、慌てることなく試合に入り直すと、前半のうちに2得点を奪って逆転勝利を収めた。引き分け以下の結果となれば、降格圏の21位以下が確定しただけに、貴重な白星だ。
リーグ戦は残り2試合で、残留圏の20位・群馬との勝点差は『5』と小さくないが、いまは一戦必勝の姿勢を貫くのみ。「勝つしかないという状況は逆にシンプル。やるしかない」(李 栄直)。
[ 文:藤井 匠 ]
