前節・熊本戦終了後、磐田の横内 昭展監督は「ボールの動かし方やアタッキングサードまでというのは随分、回数が増えてきたと思います。一番大事な、そして一番難しいところはまだまだというか、われわれも精度を上げていかなければいけない」と課題に言及。
対する金沢の柳下 正明監督も、「ラストパスや、ラストパスの1個前のパスでイージーなミスが今日も見られた。そこをなくすようにトレーニングしていく。それがつながることが増えれば、もっともっとチャンスができるだろうし、シュートで終わるプレーが増える」とフィニッシュにつなぐための質を課題として挙げている。
一方で、どちらも連戦の中でチームは成長している。磐田は9連戦の7戦目となった前節、山本 康裕と藤原 健介というリーグ戦では初となる中盤の組み合わせで臨んだ。「ルヴァンであの2人は負けはしましたが、非常に良いプレーをしていましたし、トレーニングでも2人とも非常に良かったので、必ず彼らにもチャンスを与えようと僕自身も思っていました」と横内監督。
金沢も前々節・いわき戦は完全ターンオーバーで勝利。前節・山形戦はその試合で良さを見せた小島 雅也と庄司 朋乃也を先発起用し、連勝に導いている。「前節からみんなが良いコンディションでプレーをしてくれて、非常に良いゲームが2つ続いた」と柳下監督もチーム全体の底上げを感じている様子だった。
リーグ戦10試合を終え、磐田は3勝4分3敗、金沢は5勝5敗とともに五分の星。共通の課題をクリアし、さらにチーム力の高さを見せたほうが勝星先行につながる。
[ 文:村田 亘 ]