まずは、2トップについて。
徳島は柿谷 曜一朗と森 海渡の2トップが好調。両者とも2試合続けてゴールを決めており、得点を決めるまでの形も再現性のありそうな効果的なものが増加傾向。やや気がかりなのは、杉本 太郎と玄 理吾が攻守において絶妙なバランスを維持していたが、今節は杉本が出場停止。替わってポジションを勝ち取った選手がどのような構図で好機創出に絡んでいくかにも注目したい。
金沢は2トップの組み合わせは多い。その中でも林 誠道、杉浦 恭平、奥田 晃也あたりが得点数を積み上げながら結果を残している。終盤に出てくるジェフェルソン バイアーノも強烈。最も疲労が蓄積する時間帯に、186cm/83kgのFWに最前線でドッシリと構えられると、相手守備陣は立ち回りが難しい。
次に、サイドプレーヤーについて。
徳島は西谷 和希、金沢は加藤 潤也。両者ともドリブルを得意としており、得点やアシストという結果にも直結させられる。西谷は1得点2アシスト。加藤は前々節までに6得点1アシストを記録し、前節もチーム2点目に関与した。どちらのサイドプレーヤーが優位性を保てるかが決定機の数の差にもつながり、勝敗にも直結していくことだろう。
ホーム未勝利の徳島は、待望の初勝利が欲しい。残留争いを抜け出し、昇格争いの芽を育てられるかどうか。対する金沢は、大量得点と大量失点の両極端な結果が多く、6勝1分8敗と勝つか負けるかハッキリする傾向にある。それだけスペクタクルな試合を演じていると捉えることはできるが、今節はどちらの金沢か。
3連戦2戦目。いざ、勝負。
[ 文:柏原 敏 ]


