直近5試合で3勝1分1敗と着実に勝点を積み重ね、J1昇格プレーオフ圏内との勝点差を縮めている千葉。特に守備面は、2試合連続クリーンシートを達成するなど、複数失点を立て続けに喫していた序盤戦と比べると、明らかな成長が見られる。見木 友哉は「開幕当初は前で取れるシーンをたくさん作れていた。ただ、相手もスカウティングしていく中では、いろいろな戦い方が必要。最近で言えばブロックを組む部分もあるし、そういった戦い方もできるのは良いと思う」と手ごたえを語る。
残る課題は、いかに多く得点を挙げることができるか。守備の狙いが奏功する試合が続いている一方、1カ月前の明治安田J2第11節・熊本戦を最後に複数得点がない。アタッキングサードでより細かい部分にこだわり、ゴールに直結する形を増やしたい。
対する栃木は、開幕4試合で1得点かつ勝利なしと苦しい序盤戦を過ごした。その後もなかなか良い波に乗ることができず、直近3戦はいずれも複数失点を喫して勝ちなし。前節・東京V戦後の会見で時崎 悠監督は「十分に対策を共有して、日々重ねていることから失点していることはダメージが大きい」と話した。
東京V戦後、山田 雄士は「今日は先に失点してしまい、自分たちの勢いが落ちたときにどう攻撃するのか、そこがピッチ内でバラバラだったと思う」とコメント。勢いのあるなしにかかわらず、90分間継続して安定感ある戦いを披露したい。
[ 文:藤井 匠 ]
