山口は前節、アウェイで首位の町田と対戦し、ボールを握って相手陣内に押し込む時間を作りながらも、最後まで町田の堅守を崩せずに0-2で敗戦。これで9戦勝ちなしとなり、順位を20位まで落とした。
明治安田J2第15節から指揮を執る中山 元気監督は、「勝つためには得点を取らないといけない。ボールを動かすだけにならないようにしっかりと走り、クロスを上げ、シュートを打つ。そういう回数を増やしたい」と話す。
一方の東京Vは前節、アウェイで栃木に2-0で勝利し、勝点29で並ぶ大分を得失点差で上回って2位に浮上。城福 浩監督は「総力戦ができたのは次につながる」と試合後に話した。アウェイ連戦となる今節も総力戦となりそうだが、そのような状況でも力を発揮するのが今季の東京Vだろう。
古巣対戦となる高木 大輔は「相手に関係なく僕らは勝たないといけないし、勝って浮上のきっかけをつかまないといけない。2位の東京Vに勝てれば、自分たちがまだまだいけることを示せる。そのきっかけをつかむにはすごく良い相手だと思う」と話している。
両者の過去の対戦成績は、東京Vが8勝1分5敗と勝ち越しているが、山口のホーム戦に限ると、4勝3敗で山口が勝ち越している。
山口が10試合ぶりの勝利を挙げるか。総失点がリーグで2番目に少ない堅守の東京Vが、手堅い試合運びで連勝を飾るか。激戦必至の試合になりそうだ。
[ 文:田辺 久豊 ]


