水戸は前節、最下位の大宮との下位直接対決に勝利。一進一退の攻防が続く中、我慢強く戦いながらセットプレーから2点を奪う勝負強さを発揮した。これまで試合運びに課題を抱えてきたチームにとって、成長を感じさせた勝利であった。
そして、7日に行われた天皇杯2回戦・山口戦では先発平均年齢21.0歳という若い選手たちが躍動。攻守にアグレッシブな姿勢を貫いて、終盤に山口ゴールをこじ開け、勝利を収めた。大会は異なれども、公式戦で2連勝を飾ったことは、これまで苦しみ続けてきたチームにとってこの上なく明るいニュース。その勢いを持って、リーグ戦連勝を目指す。
さらに今週、ドイツ2部・ハノーファー96のU23チームへの期限付き移籍が発表された松田 隼風にとって、今季水戸でのラストゲームとなる。水戸から世界へ旅立っていく若者を笑顔で送り出そうと、チーム一丸となって勝利を目指す。
千葉は前節・町田戦で終了間際に2失点を喫して敗戦。7日の天皇杯2回戦・大宮戦も0-1で敗れており、公式戦3連敗と調子を落としている。ただ、チームとしての戦い方は試合を重ねるごとに成熟を見せており、町田戦も敗戦を喫したとはいえ、首位相手に互角の戦いを演じたことは自信につながっているだろう。今節こそ結果につなげて浮上へのきっかけをつかもうと、士気高くアウェイに乗り込んでくることが予想される。
[ 文:佐藤 拓也 ]