ホームで迎え撃つ金沢は、6月の4試合のうち最初の3試合では複数失点がなく、無失点ゲームもあったため、守備陣に立ち直りの兆しが見えた。しかし、前節・長崎戦は今季最多の5失点と大崩れ。柳下 正明監督はボールの失い方の悪さ、そして判断のミスを課題に挙げていたが、22試合で総失点39はリーグ2位タイの多さとなっている。約2カ月前に行われた前期の栃木戦でも、ターンオーバーをして臨んだとはいえ、0-4の大敗を喫している。今節は現状のベストメンバーでそのリベンジを狙うが、そのためには栃木のプレスをいかにかいくぐるか。前節で課題となった判断の部分もカギになる。
一方、栃木は6月を3分1敗と未勝利に終わった。ここからは金沢、いわき、1つ飛ばして大宮と残留争いを抜け出すための大切な試合が連続。前節・山口戦終了後に時崎 悠監督は「この試合が非常に重要で、どれだけの重みがあるのか、重々認識した上で選手たちと戦いました」と話していたが、7月も重要な試合が続いていく。栃木は金沢とは逆で、得点数がリーグワースト2位タイ。前節も根本 凌が二度決定的なチャンスを迎えたが、決め切ることができなかった。ただ、金沢には前回対戦でシーズン最多となる4ゴールを奪って快勝を収めている。5試合ぶりの勝利を挙げ、7月の戦いにはずみをつけたい。
[ 文:村田 亘 ]