磐田は、中2日での3連戦を1勝2分で乗り切った。明治安田J2第21節・甲府戦、前節・大分戦とホームでの上位対決はいずれもドローとなり、上位との差を詰め切れなかったところに悔しさはもちろん残るが、厳しい日程の中でも勝点をしぶとく積み重ね、今季最高の4位まで上がってこられたことをポジティブに捉えたい。
また、6月以降は無敗を維持。その要因として、どんな展開になっても自分たちの戦い方を放棄せずに戦えていることが大きい。守備面においては、開幕当初と比べると、相手にペースを握られている時間帯でも簡単に得点を与えず、我慢できる堅さも生まれてきている。
ただ、直近2試合は先制点を許して追いかける展開が続いている。今後、昇格を見据えていくためにはそういった劣勢を覆していける2年前(J2優勝を果たした年)のような勝負強さが必要にはなるが、目先の試合で1つずつ勝点3を重ねていくためにも、今節はまず先制点にこだわりたい。攻撃面でのクオリティーが問われる一戦になる。
対する金沢は、前節・栃木戦では前半早々にリードを許したことが大きく響き、後半に盛り返したものの、0-1という僅差で敗れた。前々節・長崎戦で5失点を喫するなど、リーグワースト2位タイの失点数が課題で、リーグ2位の得点数を誇る磐田の攻撃陣を抑えることが勝点獲得へのミッションだろう。
磐田は金沢との過去7戦を全勝。前回対戦は立ち上がりに山田 大記のゴールで先制し、最終的に2-1で逃げ切った。前回と同じような展開を披露し、中3日の一戦で勝ち切る勝負強さを示したい。
[ 文:森 亮太 ]
