明治安田J2第19節の前回対戦は、徳島が第18節・町田戦で首位撃破を成し遂げ、勢いを持ってアウェイの地へ乗り込み、1,000人を超えるファン・サポーターも大挙した。しかし、結果は0-2で完敗。内容・結果ともに岡山に軍配が上がった。
その際の岡山は基本布陣である4バックではなく、徳島対策として3バックを当てて、木山 隆之監督の策が完璧にハマった。「サッカーのやり方とかシステムとか、そういうことも試合の勝敗に影響を与えた部分もあったと思うのですが、それ以上に今日は選手たちが本能というか、自分たちの持っている力を出し尽くすという感覚的な部分で良いパフォーマンスをしたんじゃないかなと思う」(木山監督)。
徳島は今節に勝利して、『瀬戸内決戦』を1勝1敗のイーブンに持ち込みたい。そして、今節は徳島が『徳島県民デー』と位置づけた試合でもある。県内在住・在学の小中高生を無料招待したり、県内にお住まいの大人の方には優待料金でチケットを販売したりと、いつも以上に大勢が集まる一戦になるだろう。そして、前回対戦とは逆で、今度は岡山側のファン・サポーターも大挙しそうだ。
いろいろな見どころはあるが、まずは徳島が前回対戦で苦戦した3バックを岡山が再び当ててくるかどうか。そして、仮にそのようなかみ合わせになったとすれば、徳島は前回対戦とは異なる試合運びを実現できるかどうか。裏をかく木山監督は、今度は基本布陣に戻して異なる戦いで臨んでくるかどうか。それとも裏の裏。いや、裏の裏の裏をかいてくるだろうか。
ベニャート ラバイン監督vs木山 隆之監督。
試合が始まるまでの駆け引きも、キックオフされてからの駆け引きも面白くなりそうだ。
[ 文:柏原 敏 ]


