大宮は依然として最下位に沈んでいるが、ここにきてようやくチームが上向きの状態になってきた。前々節・金沢戦で今季アウェイ初勝利を飾ると、ホームに戻ってきた前節・秋田戦で今季初の連勝を達成。90分に泉澤 仁が劇的ゴールを決め、貴重な3ポイントを積み上げた。
現在のチームを支えるのは守備の安定で、ここ4試合で喫した失点はわずかに『1』。7月以降、5バックに変更した守備組織が機能し始めた。当初は後ろに重たくなり過ぎていたが、それも改善傾向にあり、茂木 力也と飯田 貴敬の両ウイングバックが高い位置を取れる時間が増えてきたのがその証である。各ポジションに強烈な個を擁する岡山に対してもアグレッシブな守備を貫き、主導権を握りたい。
勝てば連勝は『3』に伸び、残留圏にいるライバルチームの姿もまた少し見えてくるはず。今季7勝のうち6勝を挙げているホームでまた1つ白星を積み上げたい。
岡山はプレーオフ圏と勝点8差だが、ここにきて今季二度目の連敗と思わぬ失速の最中。前節・町田戦は開始6分で先制するも、前半のうちに追いつかれると、後半に2点を失い逆転負けとなってしまった。
残り試合数を考えても、上位勢にこれ以上離されたくない。アウェイに乗り込む今節、大宮の戦い方やチーム状況を考えても、ボールを持てる時間は多いはず。きっちりと勝点3を手にして連敗を止めたい。
[ 文:須賀 大輔 ]

