2位・磐田は前々節、首位・町田との天王山で12試合ぶりの黒星を喫した。しかし、前節・甲府戦は7試合ぶりに先発に帰ってきた遠藤 保仁を中心にボールを保持し、CKからジャーメイン 良が挙げたゴールを守り切り、1-0で勝利。2点目を取り切れなかったという反省は残ったが、「連敗せずに非常に重要な試合を取れたのは大きかった」(金子 翔太)。首位との勝点差は再び『6』に戻った。3位・清水が町田を撃破してその勢いが無視できないものとなってきたが、磐田としては上だけを見て連勝を飾り、首位浮上のチャンスを虎視眈々と狙っていきたい。
その中で今節はチーム最多の9ゴールを挙げているジャーメインが出場停止。ただ、ここまで6ゴールの金子、松本 昌也、ドゥドゥといった1.5列目の選手もしっかりと結果を残してきた。また甲府戦では、遠藤だけでなく、鹿沼 直生や伊藤 槙人、梶川 裕嗣といった“先発復帰組”が、期待に応える働きを見せたのもポジティブだ。横内 昭展監督は「競争がピッチ内で行われているし、みんなが手を抜くことなく、毎回メンバーを決定する上で僕自身が苦しい思いをさせてもらっている。誰が出ても良いパフォーマンスができる状態にある」と自信をのぞかせる。チームの総合力で今節も乗り越えていきたい。
対する11位・千葉は前節、前半のうちに3ゴールを奪い、後半は藤枝にリードを詰め寄られたものの、3-2で3試合ぶりの勝利を挙げた。こちらも前々節・山形戦での敗戦を払しょくしている。直近5試合で3勝を飾って着実に調子を上げてきているが、この期間、山形戦を除いてセットプレーからゴールが奪えているのは好材料だ。キッカーを務める田口 泰士は、ここ3試合でCKから2アシストを記録。古巣対決にもなるだけに注目の存在だ。
[ 文:森 亮太 ]
