勝つしかない大宮はここ5試合勝ちなしと苦しんでいる。特に直近のアウェイ2連戦はリードする展開に持ち込みながらもそれを生かせず、1分1敗と勝点を取りこぼした。先制点を取れていることをプラスに捉えつつ、リードしたときの試合運びは改善を図りたい。
そんな中、ポジティブな材料を挙げるとすれば、シュヴィルツォクにゴールが生まれているということだろう。夏に加入したポーランド国籍のストライカーは徐々にチームにフィットしてきており、得点力を開花させている。今節に向けては「勝つだけ」と短く意気込みを語り、まだ見ぬホーム初ゴールに向けては「NACK5で決めていないので決めるよ」と力強く誓った。
勝点3を得るためにゴールは絶対。頼れるストライカーが今度こそ、チームを勝利に導いてくれるはずだ。
一方、逃げる立場にある熊本は直近13戦勝ちなしで4連敗中。リーグ戦では3カ月近く勝利から見放されており、なんとかそのイヤな流れをここで断ち切りたいところ。残留争いのライバルを蹴落とし、安全圏を確保したい。
そんな中、熊本にアクシデントが襲った。チームで唯一フルタイム出場を続けていた司令塔・平川 怜が負傷し、この試合の欠場が決定的となった。稀代のゲームメーカーの代役を探すのは困難。チャンスを得た選手を含め、チーム全体でこの難局を乗り越えたい。
[ 文:須賀 大輔 ]

