勝点33で最下位の大宮が、勝点42で20位の山口をホームに迎える。この試合が終われば残り4試合。大宮が勝って6ポイント差に詰め寄り、残留の可能性を広げるのか。それとも、絶望的な状況に追い込まれるのか。大宮にとっては運命のゲームとなる。
この試合に向けて、大宮の状態は上向きである。前々節・徳島戦からのアウェイ2連戦で連勝を飾り、勝点6を獲得。[4-4-2]に変更した戦い方も定まり、安定した戦いを披露した。だからこそ、勝つしかないシンプルな状況を前にして、選手たちの思いはハッキリしている。原崎 政人監督もそこへの手ごたえを口にする。
「勝つためにできることを全部やる。この試合の重要性を分かっていない選手はいない。良いテンションで高いモチベーションを保ってくれているので、それを生かしたい。(この2試合で)このくらいはできると計算できるものはあるので、攻撃でも守備でも自分たちからアクションを起こしたい」 絶対的なホーム・NACK5スタジアム大宮で迎える一戦に向け、大宮は落ち着いて準備を整えている。
一方、勝てば残留に向けて大きく前進する山口は、前節も残留争い直接対決となり、ホームで21位・金沢に3-2で勝利。貴重な3ポイントを積み上げた。
その勢いのまま今節も勝利をつかみたいところだが、有利な立場にあるのは自分たちなだけに、慌てる必要はない。決して受け身に回り過ぎることなく、大宮の出方を見ながら90分を戦いたい。その先に残留を大きく引き寄せる3ポイントが待っているだろう。
[ 文:須賀 大輔 ]

