今節・甲府戦の翌週には、悪天候によって日程が変更されたアウェイでの明治安田J2第26節・秋田戦が控えている。その秋田戦はオーストラリア代表に招集されたミッチェル デュークや、U-22日本代表のアメリカ遠征に参戦する藤尾 翔太や平河 悠が不在となる。そのため、代表組が離脱する直前の甲府戦で余計に勝点3奪取が望ましい状況に。「いまの自分にできるのは甲府戦に集中すること」と平河が言うように、代表組は結果という“置き土産”を残すためにも、甲府戦のピッチに立つ。
一方、アウェイに乗り込む甲府は、ミッドウィークにAFCチャンピオンズリーググループH第2節・ブリーラム戦を戦った。そこから中3日での連戦となるが、直近のリーグ戦から大きく入れ替えるターンオーバーで臨んだため、コンディション面は大きなハンディにはならないだろう。むしろ、劇的な展開でブリーラム戦を制したことは、チーム内にポジティブなうねりを生んだに違いない。ブリーラム戦の映像を見たという町田の鈴木は「連戦を勝利した勢いで試合に入ってくるから手ごわい」と警戒していた。
なお、最近の対戦成績は甲府が3連勝中。近年の対戦データを覆し、悲願のJ1昇格へ首位・町田が前進するか。J1昇格プレーオフ進出のボーダーラインにいる6位・甲府が、天皇杯王者の意地を見せるか。興味深い上位対決だ。
[ 文:郡司 聡 ]
