山形はここ4試合、2-0でのホーム戦勝利と0-2でのアウェイ戦敗北が交互に続いている。目標のJ2優勝のためには、これ以上の足踏みは許されない。ホームに戻る今節は当然、勝利が必須となる。前節は仙台との“みちのくダービー”を0-2で落とし、大きなダメージが負った。ただし、このあとも試合はやってくる。開幕2試合は逆転勝利を飾ったが、その後は先制されるとそのまま追いつけずに終わる試合が続いている。やはり欲しいのは、試合を優位に運ぶための先制点だ。
一方の愛媛は負けなしが5試合続いているが、ここ2試合はあと一歩のところで勝点2を落としている。前々節・岡山戦は1-1に追いつかれたあと、70分にFKから小川 大空のゴールで再びリード。しかしその直後、パク ゴヌの一発退場で10人になると、後半アディショナルタイムに追いつかれた。昇格組対決となった前節・鹿児島戦は前半に石浦 大雅のゴールで先制すると、前半終了間際に相手が1人退場となり、数的優位に。49分には松田 力の2試合連続ゴールでリードを広げたが、90+7分にFKのクリアを突き刺されて、痛恨のドローとなった。このイヤな流れを今節の勝利で断ち切りたい。
山形が現在のポゼッションスタイルを確立したのは、2020年に現在愛媛を率いる石丸 清隆監督が就任したときから。翌年の4月でチームを離れることになったが、石丸監督にとっては今節が初めての古巣戦となる。また、青野 慎也コーチも2017年から2020年まで山形でコーチを務めていた。
互いのスタイルをぶつけ合う、激しくきっ抗した展開が予想される。
[ 文:佐藤 円 ]
