ホームの熊本は、JリーグYBCルヴァンカップ1stラウンド2回戦の鳥栖戦、そして前節の大分戦とホームで続けて敗れているため、ここで踏みとどまりたいところ。大分戦ではカウンターから先制を許したあと、リーグ戦初先発となったルーキーの藤井 皓也がJリーグ初ゴールを決めて追いついたが、後半に入ってチャンスを作ったものの逆転には至らず。終了間際に与えたPKから勝ち越しを許し、今季初の連敗となった。
先に失点しないためにもチャンスを決め切る精度が求められるが、スコアが動かない状況でも焦ることなくボールを動かすことで、自分たちのペースに持ち込めるかがポイントだ。
一方の鹿児島は前節、ホームで山口と対戦。序盤からハイプレスを受ける中でも、長いボールで背後を突くなど形を作ったものの、決定機を得点に結びつけられず、クロスから失点を喫して追う展開に。後半に入っても優位に進め、相手を上回るシュート数を記録しながらゴールを奪えなかった。
大島 康明監督は「背後も狙えていたが、相手がイヤがるのであれば徹底的に突いていきたかった」、「90分を通して自分たちの姿勢を貫くことができれば得点の確率は上がると考える」と述べており、熊本に対しても同じような意識で攻撃のトライを繰り返せるかがカギとなる。
両チームが昇格を目指してJ3で競っていた2021年以来、3年ぶりの顔合わせで、J2での対戦は初。いずれのチームもゴール前の部分が課題となっていることから、攻撃的な姿勢がぶつかる熱いゲームになりそうだ。
[ 文:井芹 貴志 ]


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