千葉はアウェイで甲府と対戦。前半に先制を許したものの、後半にペースを握るとドゥドゥ、小森 飛絢のゴールで逆転。しかし終盤は防戦一方となり、アディショナルタイムに失点。勝利してもおかしくない展開で勝点2を逃した格好となった。
一方、愛媛は大分に対して2点を先行されたが、終盤にベン ダンカンがPKを決めると、直後にセットプレーの流れから森下 怜哉も決めて追いつき、勝点1を得た。敗色濃厚だった試合で勝点を得たことはポジティブだったと言えるだろう。
前節は結果以外に共通していたこともある。それは前半の戦い方だった。千葉の小林 慶行監督は「前半は、自分たちがやりたいことをピッチ上で表現できませんでした」と振り返り、愛媛の石丸 清隆監督も「前半はよく1失点で耐えたと思っています」とコメント。いずれも前半の戦いに問題を抱えたことを認めている。
千葉は追いつかれたことを糧にしながら、愛媛は追いついたことを勢いにしながら、前半から果敢に戦えるか。攻撃的なスタイルを標ぼうする両者だけに、その意識がプレーに表れれば、前半から見ごたえのある攻防が展開されるはずだ。
試合は14時にフクダ電子アリーナでキックオフ。その日の千葉は最高気温が30℃近くになると予想されている。暑さは選手たちにとって歓迎することではないかもしれないが、その気温をも上回ると思えるような熱い戦いを期待したい。
[ 文:菊地 正典 ]
