山口はこの夏、2人が移籍して4人が加入。主力FWの梅木 翼が仙台に電撃移籍したものの、同じポジションにJ1名古屋から酒井 宣福が期限付き移籍で加入。さらに下堂 竜聖、奥山 洋平、サーラット ユーイェンを加えて体制を整えている。
梅木が移籍した直後の前節・鹿児島戦は1-0で勝利。ロングボール主体の攻撃で全体を押し上げて相手陣地でチャンスを作り、81分に河野 孝汰がこぼれ球を蹴り込む。この先制点をきっちり守り切った。失点数19はリーグ2位タイの少なさで、無失点10回はリーグ3位タイの多さ。この堅守を武器にJ1昇格を狙っている。
10日に予定されていた天皇杯3回戦が雷雨のため17日に延期になり、結果的に秋田戦には万全の状態で臨めそうだ。
一方の秋田は前節、アウェイでの横浜FC戦に臨んだ。押し込んでくる相手に対して、粘り強い守備で対抗。1失点を喫して敗れはしたものの、交代選手も含めて試合終了までゴールに迫る姿勢を見せた。
ここで特に強調したいのが、キックオフ直後から相手に食らいつく熱く激しいプレーを表現したこと。前々節・山形戦(0●3)の課題でもあった立ち上がりの緩さを修正したことは今節につながる収穫だ。
山口との前回対戦は明治安田J2第2節。7分の最初のCKでやすやすと先制を許し、0-2で敗れている。この苦い経験を忘れず、ファーストプレーから攻守で高い集中力を継続して立ち向かわなければならない。
秋田もこの夏に編成で動きがあり、東京Vから河村 慶人が加入。「自分自身どんどんゴールに向かっていくプレーが好き。秋田に合ったプレーができる」と河村は意気込む。
12日に登録手続きが完了し、今節は夏の移籍で加入した選手たちが出場する可能性がある。彼らの存在が試合にどのように作用するかも注目ポイントだ。
[ 文:竹内 松裕 ]

