群馬は4連敗中。約2週間前に行われた前節は千葉を相手にアウェイで0-1と敗れた。それでも、久しぶりに採用した[4-4-2]の守備システムで相手を苦しめ、後半には押し込んで得点のにおいも漂わせた。一発のピンチで失点を喫して敗れたが、悪い展開ではなかったのも事実。決定的な場面でのボールへの寄せが甘くなる課題をなんとか解消して、6試合ぶりの勝利を奪いたい。
「千葉戦では球際で止めなければいけないところで止められない場面があった。そうしたデュエルの場面、さらに言えばもう1つ前の位置でボールを刈り取れるようにしたい」 最終ラインの一角を務めることが最近は多くなっている瀬畠 義成の言葉どおり、危険水域に進入させないような強度の高い守備を展開したいところ。
対して、栃木はここ3試合負けなし。明治安田J2第32節で残留争いのライバルである鹿児島に勝利してから、いわき、愛媛とドローゲームを続けている。残留圏の17位・大分とは勝点5差。残り4試合、もう離されるわけにはいかない。勝点3差以内に迫るためにも、ここで勝利が欲しい。
1-1で終わった前回対戦で得点を挙げた大島 康樹は、愛媛戦で8試合ぶりのゴールをマークしている。2つの意味での“連続得点”に期待がかかる。
今季の“北関東ダービー”の覇者は水戸に決定しているが、3つ巴の対戦で群馬と栃木はともに2分1敗という成績が残っている。「ずっと来て応援してくれるサポーターがいる。その思いに応えなければならない。自分たちがやれることをしっかりやるだけ」と話すのは群馬の武藤 覚監督。
熱戦の火ぶたは14時に切られる。
[ 文:田中 直希 ]
写真 1.webp)