長崎は前節、徳島との上位対決を1-0で制した。開幕から2試合で4失点を喫していた守備は直近3試合で1失点と安定感が増しており、今季初の連勝が懸かる今節も無失点での勝利を目指す。前節、CBでコンビを組んだエドゥアルドと櫛引 一紀は抜群の安定感を誇り、中盤に加藤 大が加わったことで運動量と攻撃へのアクセントもプラスされている。
一方で、リーグ屈指の攻撃力と目されていながら、直近3試合はすべて1得点ずつにとどまっている。開幕戦に2ゴールを挙げて以来、得点から遠ざかっているマテウス ジェズスや、今季初得点を狙う松澤 海斗などの奮起に期待したい。
4試合ぶりの勝利を目指す秋田は、直近3試合で9失点。持ち前の守備力に乱れが生じている。守備の改善に向けては、ディフェンスラインの頑張りや、ボランチの諸岡 裕人、小野原 和哉がセカンドボールを拾うことだけでなく、あらためてチーム全体の意思統一を図りたい。全体のコンパクトさを欠いては、昨季38試合でわずか35失点だった堅守を取り戻すことは難しいだろう。
攻撃では、5試合で6得点と早くも量産態勢に入り、現在J2得点ランキングトップの小松 蓮がチームを引っ張る。得点はコンスタントに奪えているだけに、長崎の攻撃を無失点で抑えられる時間が長くなるほど勝点3の可能性は高まるだろう。
地上でパスをつなごうとする長崎と、ロングボールでの競り合いを多用する秋田という構図になることが予想される。どちらが自分たちのサッカーを展開できるのかに注目したい。
[ 文:椎葉 洋平 ]
