水戸は前節、アウェイで徳島と対戦。両チームとも試合の中でさまざまな戦術・戦略的な変化を見せつつきっ抗した展開が続く中、49分に背後へ抜け出した渡邉 新太が角度のないところから強烈なシュートを叩き込んで、先制に成功する。その後も集中を切らすことなく無失点で試合を終えて、今季初のアウェイ戦勝利と2連勝を達成。そして、J1昇格プレーオフ圏内の6位に浮上した。
その勢いを持って挑む今節。ただ、選手たちは「相手うんぬんではなく、まずは自分たちでベースの部分や『やりきる・走りきる・勝ちきる』ということを全員が驕らずに実践することが大事。自分にベクトルを向けてやっていきたい」(大崎 航詩)と気を引き締める。自分たちのやるべきことをまっとうし、3連勝を狙う。
甲府は開幕から6試合でわずか1勝しか挙げられず、苦しいスタートとなったものの、現在は4試合負けなし(2勝2分)と調子を上げている。特に試合を重ねるごとに守備が安定していき、直近4試合でわずか1失点と堅固になっている。今節も“良い守備から良い攻撃”というスタイルを貫いてリズムをつかみたいところだ。
昨季の対戦は甲府の2戦2勝。今季も甲府が相性の良さを生かして勝利をつかむか。それとも、水戸がリベンジを果たすか。
[ 文:佐藤 拓也 ]