水戸はホームで迎えた開幕戦でいわきと対戦し、1-0の勝利を収めた。ロングボールを多用するいわきに対して、水戸は引くことなく、ハイプレスを掛け続けてリズムをつかんだ。そして、25分に高い位置でのボール奪取から素早くゴール前に進入して、その流れからPKを獲得。安藤 瑞季が冷静に決めて、先制に成功した。
その後もタイトな守備を見せる水戸のペースで進み、終盤は5バックに変更して、いわきの反撃をしのいだ。守備が脆く、失点を重ねて下位に低迷した昨季と同じ失敗を繰り返さない強い意志を開幕戦で示してみせた。
だからこそ、今節も“良い守備”から入りたい。前節・徳島戦で5得点を挙げている甲府の強力な攻撃を封じ込めて、ペースをつかむことが求められる。昨季の2試合で合計6失点を喫した甲府相手に勝利を収めて、昨季からの進化を証明したい。
甲府にとって、前節は最高の開幕戦となった。アウェイでの一戦は序盤から攻撃陣が力を発揮して徳島ゴールに襲いかかり、怒とうのゴールラッシュで勝点3を獲得。AFCチャンピオンズリーグではラウンド16で姿を消してしまったものの、チームとしてアジアでの経験を糧にパワーアップした姿を見せた。今節、水戸の堅守を打ち破り、さらなる力を示したい。
上回るのは水戸の守備か、甲府の攻撃か。開幕連勝を飾るのは果たしてどちらのチームか。
[ 文:佐藤 拓也 ]