互いの直近のリーグ戦5試合を見ると、仙台は3勝2分、甲府は2勝3分と見た目は似ているが、甲府は直近3試合がいずれも引き分けで勝利からは遠のいている。ただ、守備面に関してはここ5試合で1失点と良い数字が出ており、被シュート数こそ多いものの、踏ん張ることができている。今節は攻撃面でも好材料を手に入れたい。
仙台は前節、右肩上がりになって間もない愛媛とホームで対戦。34分にCKから細谷 航平に先制点を決められ、その後は同点にするチャンスを作るも、愛媛の体を張った守備を前に決め切れないまま最終盤まで進む。しかし、あきらめない仙台は90+2分、途中出場の梅木 翼が左からのクロスを押し込んで同点ゴール。森山 佳郎監督は試合後の会見で「やっとの思いで梅木が点を決めてくれました。貴重な勝点1だったと思うので、そういう意味では『おめでとう』と言いたいですね」と話した。梅木 翼の活躍は、連戦での選手起用の判断をダイナミックにする要素になるのではないだろうか。
甲府も仙台も修正を施すために使える時間はほとんどないため、今節に向けてはコンディション調整が中心になると思われる。選手起用の判断が試合の流れをつかむために、そして勝利を手にするために重要になるはずだ。
[ 文:マツオ ジュン ]
