『THE国立DAY』と題された国立競技場でのJリーグ。今季の明治安田J2で唯一となるこの会場での一戦は、首位と3位の上位対決となった。
千葉はイビチャ オシム氏の指揮の下で戦った2005年以来20年ぶりに国立でホームゲームを開催する。試合当日の5月6日は、同氏の誕生日でもある。
何より結果を求めて臨む小林 慶行監督就任3年目の今季は、13試合を終えて10勝2分1敗で首位をひた走っている。ただ、アウェイで熊本、鳥栖と対戦したここ2試合は、いずれも引き分けに終わった。負けなかったことは今季の千葉の粘り強さを示しているとも言えるが、アウェイでの引き分けを良しとするのは、ホームゲームで勝利を積み重ねていることが前提となる。
クラブとして「千葉の誇りをここで示す」と意気込む一戦での勝利は、直近2試合の結果を生かすとともに、悲願のJ1復帰に向けて決して小さくない前進となるはずだ。
チーム名を変更して2年ぶりにJ2を戦う大宮は、昇格組ながら開幕4連勝と好スタートを切るなど、千葉に次いで2位につける期間が続いたものの、勝点獲得ペースが落ち、前節終了後に順位を3位に落とした。
再び上昇気流に乗るために、2005年以来となる国立の一戦で首位を叩こうと気合いを入れ直していることだろう。
特別な場所で行われる大一番のチケットは5月4日時点で完売している。同じく国立で行われた昨季の第33節・清水対横浜FCの55,598人を超え、J2史上最多入場者数の更新も見えている。
試合当日にゲームが行われるのはJリーグだけではない。12時からはSOMPO WEリーグ第20節・ジェフ千葉レディースvs大宮アルディージャVENTUSが開催される。サッカーの魅力を、両チームの力を国立競技場で存分に見せつけたい。
[ 文:菊地 正典 ]


