まずはここまでの連戦の流れを見ていきたい。
徳島は中2日の試合では大幅なメンバー変更を行いながら、前々節・甲府戦まで3連勝を挙げてきた。しかし、前節・鳥栖戦は0-1で敗れて惜しくも4連勝とはならず。シュート数やCK数など攻撃の指標となるスタッツでは上回ったが、最後の最後でゴールをこじ開けるまでは至らなかった。直近4戦3勝1敗で今節に臨む。
山口は明治安田J2第11節・今治戦で敗れたが、直後の第12節・磐田戦で1-0の勝利を収め、リカバリーに成功。そしてそれはリーグ戦9試合ぶりの勝利でもあった。この機運を生かして波に乗りたかったところだが、そのあとに2連敗。直近4戦1勝3敗で今節に臨む。
徳島の注目は、つながりが強固になり始めている、渡 大生とルーカス バルセロスの2トップだ。攻守において渡 大生がけん引し、ルーカス バルセロスが呼応して自由に動き回る。その流れでチーム全体としてもベクトルが前方方向へ向かう回数が増えている。
山口の注目は、右SBが主戦場の岡庭 愁人。攻撃の多くに岡庭 愁人が関与しており、クロス総数ではリーグ3位に名を連ねているほか、2アシストを挙げている。相手陣へ進入した際に岡庭 愁人が良い形でボールを受けられる回数を増加させられるかどうかが得点へのカギだろう。
J1昇格プレーオフ圏内の6位に位置する徳島。連敗阻止はもちろんのこと、勝利を挙げて再び連勝スタートの足がかりにできるかどうか。
降格圏の19位に位置する山口。ここ2試合で5失点を喫している守備を立て直し、連敗を止められるか。
5連戦の5戦目は、間もなくキックオフだ。
[ 文:柏原 敏 ]


