アウェイの甲府は、6勝6分7敗の勝点24で11位。就任2シーズン目の大塚 真司監督の下で守備が強化されたチームは、直近6試合中4試合で無失点。孫 大河やエドゥアルド マンシャはDFとして堅守に貢献しながらセットプレーで攻撃力も発揮し、勝負を決める活躍ができる存在だ。前節・熊本戦は開始早々に鳥海 芳樹のゴールで先制したが、PKで追いつかれて引き分けた。
ホームの仙台は、10勝6分3敗の勝点36で4位。森山 佳郎監督が激しい守備に加えて攻撃でも多くの人数が関わるハードワークを選手に求め、郷家 友太、荒木 駿太らの豊富な運動量を生かして粘り強く戦う。前節は山形との激しい点の取り合いとなった試合をエロンらのゴールにより4-3で制し、勝利で前半戦を締めくくった。
両チームの前半戦での顔合わせは第12節で、このときは仙台が2-1で勝利した。両チームともこの対戦時から新戦力が加わって選手層が厚くなり(※甲府のネーミアスは前回対戦の2日前に加入が発表されたが、選手登録は前回対戦後)、攻め手が増えている。それぞれ異なるスタイルながら、攻撃力が問われる試合となりそうだ。
甲府は出場停止から戻るヴァウ ソアレスの展開力や、前線のネーミアスを軸として鳥海 芳樹や田中 雄大が飛び出す連続攻撃に磨きをかける。対する仙台は、オナイウ 情滋の突破や小林 心の背後を突くスピード、武田 英寿のセットプレーなどで甲府の守備攻略を狙う。攻撃面での成長を見せ、ゴールへの道を切り拓くのはどちらのチームか。
[ 文:板垣 晴朗 ]


