順位を19位に下げた山口は、6試合勝利がない状況だ。前節は中山 元気監督が現役時代にプレーした札幌に乗り込み、何度も相手ゴールに迫ったが、最後まで得点を奪えずに0-1で惜敗した。中山 元気監督は「勝てなかったとは思っていないが、それを勝ちに持っていくためには、毎試合繰り返すこと。結果を求められているので、全員で数字を追っていかなければいけない」と話した。
山口はここまで良い戦いを見せながらもゴールが奪えない試合が続いていたが、その課題を解決しようと、4年前にも山口でプレーした草野 侑己を水戸から期限付き移籍で獲得した。「自分に求められているのはゴール。残りの試合で何点取れるか、自分の価値を証明したい」と意気込む草野 侑己がゴールを奪えるか、注目したい。
一方の徳島は前節、藤枝に0-2で敗れたが、順位は変わらず5位で、J1昇格プレーオフ圏内を維持している。ここまで22試合を消化しての総失点数13はリーグで最も少ない。堅守が際立つ徳島だが、第19節・千葉戦で3失点、前節で2失点と、それまでなかった複数失点が直近数試合で出てきているのはやや気になるところ。山口を相手に持ち前の堅守を発揮してシャットアウトできるか、注目だ。
第15節の前回対戦では徳島が2-0で勝利しているが、山口はそのときから監督が代わり、フォーメーションも変更している。今回は両チームとも3バックシステムになると予想され、局面で1対1の激しいバトルが多くなりそうだ。暑い夏の夜の“熱いバトル”を期待したい。
[ 文:田辺 久豊 ]


