藤枝は現在13位だが、愛媛に4-1で勝利した前節が1つのきっかけとなりそうだ。8月20日、昨季までの2シーズンで計25得点を挙げた矢村 健が完全移籍で復帰。3日後の愛媛戦で早速スタメン出場すると、試合の行方を決定づける3点目を挙げた。矢村 健が加わったことで藤枝の攻撃をつかさどる浅倉 廉もより輝きを増しており、個で左サイドを打開できるシマブク カズヨシも健在。頂点にエースが君臨することで、ビルドアップからの攻撃にこだわる須藤 大輔監督のチームは大幅に質を高めそうだ。
ただ、攻撃という点では自動昇格圏に迫る長崎も負けていない。44得点はリーグトップの数字で、負けなしが続く直近の9試合で無得点は1試合のみ。監督が代わって以降も、コンスタントに得点を奪えている。
右サイドはJ2得点ランキングトップに立つマテウス ジェズスを中心に右ウイングバックの米田 隼也が絡み、左サイドは澤田 崇や松本 天夢、エメルソンなど左シャドーのポジションを争う選手たちと左ウイングバックの翁長 聖が絡んで攻略していく。試合途中からは笠柳 翼が入り、左サイドのアタックはさらに迫力が加わる。ただし、今節は米田 隼也が出場停止。ウイングバックとして誰が出場するのかにも注目したい。
ともに、攻撃面のストロングを発揮するためにも試合の主導権を握り、数多く相手ゴールに迫りたい。リーグ戦通算対戦成績は、2勝1分2敗とまったくの五分。先に3勝目を挙げ、9月以降の残り10試合に向けてギアを上げていくのはどちらだろうか。
[ 文:椎葉 洋平 ]
