この試合を終えた長崎は、下平 隆宏監督との契約を解除。高木 琢也監督が就任してからの9試合で負けがない。現在は4連勝中で、順位は3位まで浮上した。
その長崎を勝点4差で追う5位の大宮は、ここ5試合で3勝2敗。その中で迎える上位対決。大宮としてはなんとしてもホームで勝点3が欲しい。長崎としては、勝点差2に迫った首位の水戸をとらえるチャンスだ。
「(長崎は)まったく違うチームになっている」 そう語ったのは大宮の長澤 徹監督。指揮官が代わり、夏の移籍市場でも積極的に動いた長崎にはディエゴ ピトゥカ、翁長 聖といったJ1でも実績を残した選手たちが加わっている。一方の大宮も3バックから4バックへの移行があり、前線に選手を多く割くようになった。
「残り10試合、見せ場ですよ。こういうところで点を取って価値を上げていくのも選手としてすごく大事だし、今までもそういうところで点を取ってきた自信もあります。体に任せることができれば普通に入ると思います」 全体練習後、1時間にも及ぶ居残り練習を終えた大宮の豊川 雄太は、練習着の汗を絞りながらそう話した。
「個人的には、いつもどおりいきたい」 そう話したのは小島 幹敏で、彼もスプリントの個人練習を終えてベンチに座りながら、自らが一番力を出せる状況について明かしている。
選手が臨む状況はそれぞれだが、勝利への思いは1つ。長澤 徹監督も非常に強度の高い練習を行い、チームの士気を高めていた。
キックオフは13日の19時、勝ちどきを上げるのはどちらだ。
[ 文:田中 直希 ]

