ホームの大宮は、5試合負けなしとチーム状態が上向きの中で迎えた前節・仙台戦を落としてしまった。終了間際にCKから失点。手中にあったはずの1ポイントがするりとこぼれ落ちた。
ただ、試合全体を見れば悪いところばかりではなく、主導権を握れている時間帯や粘り強く戦えている時間帯もあり、悲観する内容でもなかった。落ち込み過ぎることなく、前に進んでいく姿勢が求められる。
リスタートを期す今節は、ホームで戦える。NACKでは現在4試合負けがなく、終盤にスコアを動かす劇的な試合が多い。「(役割的に)シュートを打つ回数は少ないけど、その1本を決められればいい。変に狙い過ぎず、しっかりやるべきことをやっていれば、自分のところにこぼれてきたり、チャンスが来たりするので、良い流れに乗っていければいい」と復帰後初ゴールを誰よりも冷静に待つ黒川 淳史を中心に、ゴールに迫る場面を多く作りながら、勝機を探っていきたい。
今節が終われば残り10試合。勝点3をつかみ、“ラスト10”につなげたい。
対する長崎は勝点を『47』まで積み上げ、昇格争いに絡んでいるが、前節は残留を争う栃木を相手に手痛い1敗を喫した。その意味では下位チーム相手に連敗は許されない。アウェイゲームとはいえ、勝点3が必須である。
また、ここまで17ゴールを挙げているフアンマ デルガドからすれば、大宮は古巣であり、原崎 政人監督はかつて一緒に戦った経験もある間柄。恩返しゴールが期待される。
[ 文:須賀 大輔 ]

