クラブは今季最後のホーム開催のナイトゲームに際して、『ブラウブリッツ夏祭り2025』と銘打ち、ソユースタジアムでの縁日ブースの出展や500発の花火の打ち上げなど多彩なイベントを実施予定。観戦も含めてひと夏の忘れがたい思い出になるはずだ。
愛媛は仙台をホームに迎えた前節、1-1で終えて連敗を『6』で止めた。直近2試合は立ち上がりから走力と技術を前面に出し、開始20分までに先制点を取り切るなど内容が改善。夏の移籍で加入した杉森 考起や前田 椋介が得点しているのも好材料だ。残留圏である17位との勝点差は依然として大きいが、降格圏脱出に向けてまずは秋田戦での勝利をもくろむ。
対する秋田は前節、アウェイでの徳島戦に臨んだ。キックオフ直後から勢いを見せてチャンスを作るも、堅守の相手からゴールを割ることができずに先制を許す。しかし、すぐさま反撃に転じ、セットプレーの流れからの得点で追いついて勝点1を積み上げた。
中断期間明け以降は試合の入りが改善。才藤 龍治が「全員が共通して『入りから行くぞ』という気持ちを試合前のウォーミングアップから出している」と話すように、アグレッシブなプレーを表現している。それだけに、愛媛との序盤の激しい攻防は今節の大きなポイントになりそうだ。
この試合に並々ならぬ決意で臨むのが、夏の移籍で秋田に加入した梅木 翼だ。仙台の選手としてプレーした第11節・愛媛戦では、1点ビハインドで迎えた後半アディショナルタイムに貴重な同点ゴールを決めており、これがいまのところ梅木 翼が今季挙げた唯一の得点となっている。「僕自身の存在価値を示すためには大事なゴールだった。このタイミングでまた愛媛と試合ができることをポジティブに捉えて、ここからやっていきたい」と梅木 翼は前を向き、自らの得点でチームを勝たせて流れを上向かせようとしている。
秋田県内では8月から9月にかけての記録的な大雨で被害を受け、復旧もままならない状況の地域がある。被災した人々に明るいニュースを届けるためにも、ホームで勝利を飾りたい。
[ 文:竹内 松裕 ]

