熊本は約3週間ぶりのホーム戦。前節は3位の千葉と対戦し、前半に右のクロスから相手のオウンゴール、後半に神代 慶人の今季7ゴール目と、流れからの得点で二度リードを奪ったが、追いつかれての引き分けで勝点1を加えるにとどまった。大分を抜いて再び16位となり、降格圏との勝点差は『9』に開いたものの、直接対決を残していることを考えるとまだまだ勝点を積み上げなくてはならない。
いわきとの前回対戦では、クロスやロングスローなどから5失点を喫して敗れた。2ゴールを許した熊田 直紀や、前節・甲府戦も得点を挙げるなどここ7戦で5得点を記録している五十嵐 聖己、シャドーの山下 優人らをきっちり抑え、チャンスを確実に仕留められるか。走力や、局面の1対1で負けないことが大前提となる。
対するいわきは前節、ホームで甲府と対戦。前半のうちに流れをつかむと、26分に五十嵐 聖己がヘディングで押し込んで先制。さらに後半立ち上がりには右からのクロスを加藤 大晟が合わせてリードを奪う。しかし、3点目を奪えなかったことで流れは甲府に傾き、ラスト15分からアディショナルタイムを含めたおよそ20分間で3失点を喫しての逆転負けとなった。
「前半はリスクマネジメントで抑えることができていたが、失点のところはセカンドが拾えなくなって相手にペースをとられた。攻撃にパワーを出してきた相手にやらせないような力が必要」とDFの堂鼻 起暉が述べているように、勝点差10のJ1昇格プレーオフ圏に迫る上でも、このゲームでしっかり修正できるかが問われる。
過去の対戦はいずれも、両チーム合わせて4つ以上のゴールが生まれているカード。今節は果たしてどんな展開になるか、注目だ。
[ 文:井芹 貴志 ]


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