札幌は前節、アウェイで千葉と対戦。立ち上がりに先制を許しながらも、スパチョークの得点で同点に追いついて前半を終えた。そこまでは良かったが、後半は千葉に力の差を見せつけられてしまい、大量4失点。終了間際の青木 亮太の得点で一矢報いたが、2-5の大敗となった。
この敗戦により、J1昇格の可能性が消滅。1年でのJ1復帰を絶対的な目標としていたが、残念ながらかなわなかった。
対する大分は前節、ホームで山形と対戦。前半の序盤と終了間際に失点を喫して、2点を先行される苦しい展開に。後半立ち上がりにリスタートから戸根 一誓が決めて1点差に迫ってからは積極的な攻撃で圧力を掛け続けたものの、相手の堅い守備に阻まれ、逃げ切られてしまった。
10月は無敗で乗り切り勝点を増やしたものの、この敗戦によってJ3降格圏との勝点差は『6』へと縮まった。アウェイに乗り込む今節、残留を果たすためにも勝点獲得が必須だ。
さて、そんな両チームであるが、今季すでに2月の開幕戦と6月の天皇杯2回戦で対戦しており、どちらも大分が勝利している(天皇杯はPK戦勝利)。札幌としては同じ相手に1シーズンで三度も負けるわけにはいかず、特に現在はホームゲーム4連敗中ということもあって、なんとしても地元ファンに勝利を披露しなければならない。大分としては過去2戦の良いイメージのまま戦い抜き、勝点奪取を果たしたい。
どちらにとっても重要な一戦と言えるだろう。
[ 文:斉藤 宏則 ]

