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選手名
成績
明治安田J2初挑戦となる八戸は、開幕戦でホームに富山を迎える。
八戸はJ2・J3百年構想リーグ終了後に倉石 圭二監督を招聘し、J2初年度という重要なシーズンの指揮を託した。新チームが掲げるテーマは『リレーショナルフットボール』。選手同士の関係性や連動性を重視し、状況に応じて最も効果的なプレーを選択するスタイルだ。複数の選手が関わりながら最適なプレーを実行するために、全員でプレーモデルや戦術上の原則を共有し、完成度を高めてきた。
八戸が掲げる目標は『トップ10、勝点60』。これまで培ってきた堅守という武器を継続しつつ、攻撃の再現性を高めることでJ2での戦いに適応し、新たな魅力を発揮していく。
新戦力の台頭も八戸の強みとなっている。佐々木 輝大や岡 健太はキャンプで評価を高め、開幕スタメン候補として期待されている選手。また、猪狩 祐真とオウイエ ウイリアムも攻撃面で違いを生み出す存在として注目される。そして守備の中心を担う平松 航は、新監督の下でも重要な役割を果たす。
個人として2024シーズンぶりにJ2の舞台へ戻る平松 航は「オプションがいろいろ増えた中で、得点力という課題を克服していきたい。守備に関しても負担は増えていますが、やれることが増えるということは自分の能力も上がる。自信を持って、挑戦者の気持ちで頑張りたい」と、攻撃の選択肢が増えたチームの成長を感じながら、自身もさらなる進化を目指している。

チームとともに個人としても成長を期す平松航(写真は2026年J2・J3百年構想プレーオフラウンド第2戦・今治戦)
対する富山は、2025シーズンに劇的な形でJ2残留を果たした勢いそのままに、J2・J3百年構想リーグでは準優勝。主力選手の流出を防ぎ、さらに若手有望選手を補強することで、万全の準備を整えて新シーズンを迎える。
注目選手は亀田 歩夢だ。2025シーズンの残留を決める重要なゴールを挙げた救世主は、百年構想リーグでも活躍し、地域リーグラウンドではチーム最多となる6得点を記録。その実績から6月のU-21日本代表にも選出され、急成長を遂げている。今季は攻撃の中心として、チームのJ1昇格という目標達成に向けて大きな期待を背負う。

存在感が際立つ亀田歩夢。今季は中心選手として期待がかかる(写真は2026年J2・J3百年構想第18節・奈良戦)
J2初参戦で新たな挑戦に臨む八戸と、昇格を目指す富山。両チームの思いがぶつかる開幕戦でどのような戦いが繰り広げられるのか、注目が集まる。
[ 文:夏目 二郎 ]