ホームの徳島は前節・新潟戦で4-0、対する富山は前節・讃岐戦で5-1という結果を残した。
特に徳島は2試合連続で大量得点中。前々節・奈良戦(6○0)を含めると、2試合で計10得点という爆発力。好調そうな選手に目を向けると、高木 友也が開幕戦でハットトリックを達成したほか、ルーカス バルセロスと宮崎 純真は2試合連続得点中だ。
富山は中盤の構成力に目を惹かれる。ダブルボランチの一角でプレーする新加入・谷本 駿介のボールへの関わり方が巧みで判断力が光り、味方との距離感もチーム戦術にフィットしていそうだ。そして、パートナーはこちらも今季から加入した百戦錬磨のチョン ウヨン。キック精度の鋭さも健在で、CKやFKのキッカー役としても存在感を示している。
さて、明治安田J2・J3百年構想リーグらしく若手選手にも注目したい。
両者とも2006年生まれの19歳、高卒2年目の若さ溢れる“ギュンギュン系”をピックアップ。
徳島はローレンス デイビッド。ナイジェリア出身で福知山成美高への留学を機に来日し、徳島でプロ入り。高卒ルーキーの昨季は途中出場を中心にJ2で11試合に出場。爆発的な初速からギュンギュン伸びのある走力が際立つスピードスターだ。
富山は亀田 歩夢。昨季、最終節の後半アディショナルタイムに劇的な得点を挙げ、富山を残留に導いた。果敢にアタックしながらギュンギュン仕掛けて得点を取れるドリブラー。前節・讃岐戦では見事なドリブルから今季2点目を挙げた。
徳島は三度目、富山は再び、大量得点なるか。そして、輝きを放つ新たなスターたちはスタジアムを沸かせられるか。お祭り騒ぎのエンターテイメントに期待したい。
[ 文:柏原 敏 ]


