アウェイの栃木SCは勝点15で現在8位。前線からの強烈なプレッシャーで相手のリズムを寸断し、ボールを奪った勢いをそのまま攻撃につなげる。ショートカウンターが鋭いチームだ。
前節は山形と2-2の打ち合いを演じた。左サイドのスペースを突くコンビネーションを中心に決定機を作っており、随所でドリブルやミドルシュートの個人技もタイミングよく仕掛けてゴールを襲った。ボールを奪い切ればチャンスになるだけに、ここまでグループワースト3位タイの25失点を記録している守備を整備したい。
ホームの仙台は、勝点35で首位。開幕から13試合で無敗を続けていたが、前節は秋田に1-3で敗れた。ここまでメンバーを入れ替えながら、前線からのプレスと自陣ゴール前の守備の両方で強さを発揮してきたが、秋田戦では局面での守備強度を欠いて失点を重ねた。それでも総失点10は依然としてグループ最少。中3日という短い準備期間で厳しい守備の原点に立ち返り、残り試合で再び連勝の流れを作りたいところ。
仙台は攻撃でも選手が入れ替わりながら結果を出してきた。チームトップタイの5得点を挙げている岩渕 弘人を中心に、ポジションを入れ替えながら相手の背後を突く攻撃が形になってきており、そこに五十嵐 聖己や石井 隼太のクロスなど幅を使った攻撃も組み合わせて相手が予測しづらい攻勢をかける。今節は2試合ぶりの複数得点を記録できるか。
[ 文:板垣 晴朗 ]


