群馬は終盤に来て好調だ。前節までの5連戦を3勝2敗(そのうちPK戦での敗戦が1試合)で終え、第14節・八戸戦では今季初のウノゼロ勝利を収めるなど攻守の歯車がかみ合ってきている。
前節はホームで栃木Cと対戦してPK戦の末に敗れたが、守備の時間が長くなった中でも耐えて今季二度目の無失点を達成。沖田 優監督は「良い内容ではなかった」としながらも「この5連戦で戦い方の引き出しを持てて勝点を取れるようになってきた」と総括した。
一方の秋田は前節、アウェイで栃木SCと対戦。守護神・山田 元気のビッグセーブもあり無失点で切り抜けたが、チャンスを生かせずに無得点で90分を終えると、最後はPK戦で敗れた。
秋田の5連戦の戦績は2勝3敗(そのうちPK戦での敗戦が1試合)で、敗れた3試合はすべて無得点となっている。失点は抑えられているだけに、粘り強い守備をベースとしながら得点力をいかに上乗せできるかがカギになりそうだ。
前回対戦では3-2で群馬が勝ち切っているこのカード。低い位置からパスをつなぐ群馬に対し、秋田がハイプレスでボールを奪いにいく展開が想定される。秋田としては、たとえ前後左右に揺さぶられても勇敢に全体を押し上げて群馬の狙いを寸断し、相手陣に押し寄せたい。
この一戦でリベンジを期すのが高橋 秀典だ。前回対戦で2失点目につながるPKを献上した高橋 秀典は「ミスでチームを苦しくしてしまった。次に生かしたい」と雪辱を誓い、「相手の勢いを消しながら自分たちの狙いとするプレスを掛けて先制点を取りたい」と燃えている。
[ 文:竹内 松裕 ]

