奈良は前節、アウェイで新潟と対戦。47分にFKを直接決められて失点を喫するが、その3分後に森田 凜からのパスを受けた田村 翔太がゴールを挙げて追いつく。しかし、87分に勝ち越しを許して1-2で敗れた。順位は現在9位だが、今節の結果次第で7位にも10位にもなり得る。3戦ぶりのホームゲームで勝点3を得て、1つでも上の順位で終えたい。
また、今季ここまで全試合で先発出場しているチーム最年長の田村 翔太は、10ゴールを挙げてJ2・J3百年構想リーグの得点ランキングトップタイに位置しており、J1百年構想リーグを含めてもトップタイ。田村 翔太がリーグ得点王、またJリーグ百年構想リーグで最も得点を挙げた選手に贈られる釜本邦茂賞に輝けるかにも注目したい。
対する富山は前々節・愛媛戦で勝利を挙げ、グループ首位を確定させている。ホームで行われた前節・徳島戦では先制を許したものの、前半のうちに布施谷 翔と坪井 清志郎のゴールで逆転。しかし、後半に失点を喫して2-2で90分を終え、PK戦の末に敗れる悔しさを味わった。
プレーオフラウンドの第1戦は、WEST-Bグループの宮崎と長野Uスタジアムで対戦することが決まっている。優勝争いの舞台を充実させるためにも、前節で課題となった部分を改善して奈良を破り、はずみをつけたい。
前回対戦の第9節では、5-2で富山が勝利を収めている。奈良が前回対戦の借りを返すか、それとも富山が首位の威厳を見せてシーズンダブルとするか。勝負の行方から目が離せない。
[ 文:前田 カオリ ]


