富山は守りの耐久性が上がっている。4月下旬の明治安田J3第8節・松本戦以降は複数失点がなく、直近8試合を4失点で抑えている。ハイプレスと守備ブロックを使い分ける判断力、全体の連動性が向上しているのに加え、2試合連続得点中の佐々木 陽次と吉平 翼をはじめとする攻撃陣の高い決定力が守備にゆとりをもたらしているようだ。今節は鹿児島にボールを保持される可能性があるが、我慢強く守りながら先取点を狙う。
鹿児島は今季勝利した7試合すべてで複数得点をマークしている一方、敗れた4試合は無得点に終わっている。看板の攻撃力をもってしても、先取点を許して相手に守りを固められると、崩し切るのは容易ではない。藤本 憲明、五領 淳樹らを中心に精度と集中力、勝負強さを発揮して、先にゴールをこじ開けたい。
[ 文:赤壁 逸朗 ]
