長野は前節、福島に対してスコアレスドローに終わった。上位相手にアウェイで勝点1を持ち帰ったが、内容からすれば勝点3を取り逃したとも言える。福島のビルドアップに対してプレッシングが機能し、後半には高い位置でのボール奪取からDFの一発退場を誘発。数的優位の状況で約30分を戦うも、得点には結実しなかった。
2試合連続で無得点に終わり、6試合未勝利の16位。J3・JFL入れ替え戦に回る可能性のある19位とは勝点4差しかない。残留に向けて暗雲が立ち込める中で、ホームでの“信州ダービー”を迎えることになる。
一方、J2昇格プレーオフ圏内の6位・福島と同勝点の松本。前節・奈良戦は1-1の引き分けに終わり、下位相手に勝点2を取りこぼした。4試合連続で5バック(3バック)のチームと戦ったが、堅いブロックに苦戦した試合も少なくない。今節も長野の5バックを攻略できるかが焦点となる。
互いに置かれた状況は違えど、勝点3がマストであることに変わりはない。ダービー勝利という起爆剤を手にするのはどちらか。
[ 文:田中 紘夢 ]

