ホームの松本は3勝3分3敗で勝点12。1試合消化が少ない中、現在は11位に位置している。直近の明治安田J3第1節では北九州と対戦し、2-1。終了間際に村越 凱光が劇的な勝ち越しゴールを決め、北九州に今季リーグ戦初のホーム黒星をつけた。結果的に決勝点となった一撃は、北九州がGKからボランチにつけようとしたパスをインターセプトしてそのまま決めたもの。2トップに組み替えたFW陣のプレスも効き、決定的なボール奪取に至った。
試合全体を通して振り返ると、ゲームプランがハマった試合ではなかった。プレスが機能せず前後は分断され、コンパクトさを失う。ハーフタイムに修正をかけたものの、劇的な改善にはなっていない。それでも、したたかに勝点3を奪えたというのは成功体験でもある。田中 想来は「全員が泥臭く球際のところで戦って、最後のところも体を張って、全員で勝ち取った勝利。課題は多いけれど、素直にうれしい」とコメントを残した。今節も松本は守備から入ることが予想される。
対する金沢は就任2年目を迎えた伊藤 彰監督の下でボールを動かすスタイルを熟成。そして、最前線のパトリックがここまでの10試合で6ゴールと仕事をしている。直近の第1節は八戸に0-2で敗れただけに、連敗は避けたい。
[ 文:大枝 令 ]
