長野は前節、この上ない屈辱を味わった。アウェイで鹿児島に対して0-6と大敗。立ち上がりから攻守ともにかみ合わず、自陣に張りつけにされて“サンドバック状態”となる。終わってみれば30本ものシュートを浴び、クラブワーストの6失点を喫した。
試合後、藤本 主税監督は守備の機能不全を要因として挙げた。システム上のミスマッチもある中で、ハイプレスが機能しなかったのは事実だが、理由はそれだけではないだろう。
「『それ取られる?』という取られ方をして苦しくなった」と長谷川 雄志が言うように、安易なボールロストが散見。実際に多くの失点はそれに起因していた。長距離移動かつ高温多湿の中で、集中力を欠いた感は否めない。
今季初の3連敗からホームで立ち直りたい長野と、現在2連敗と波に乗れていないアウェイの北九州。互いに連敗中は無得点という課題もある中で、どのようにテコ入れを図るのか。S級ライセンス(現・Proライセンス)同期の藤本 主税監督、増本 浩平監督の采配にも注目したい。
[ 文:田中 紘夢 ]

