徳島はBグループ第4節・清水戦を4-1で制して初勝利を収め、ここまで勝点4を積み上げてきた。順位は3位タイだが、まだプレーオフステージ進出の可能性は十分に残っている。今節で勝点ゼロに終われば敗退の可能性もあるが、勝点を積み上げれば第6節に望みがつながる。
20日に明治安田J2第11節・岩手戦を戦っている徳島は、タイトな日程で今節を迎えるが、岩手を5-0で破った勢いを持って広島に乗り込んでくるだろう。ここまでは得点が少なく勝ち切れない試合が続いていたが、岩手戦後にダニエル ポヤトス監督は「完璧な試合ができたと思います。選手たちがどこでダメージを与えることができるかを把握して攻撃してくれたことに満足しています。特に後半は素晴らしい流れで良い試合ができました」とコメントしている。メンバーは大きく入れ替わるかもしれないが、良いムードで今節に臨むことができるだろう。
広島もチーム状態は上向きだ。1週間前のJ1第9節・磐田戦は終了間際に追いつかれて2-2のドローに終わったが、アウェイで先制された試合を逆転に持っていくパワーを発揮できているところにチームの確かな成長がうかがえる。しかし、ミヒャエル スキッベ監督が3点目、4点目と得点を重ねられなかったことを嘆いたように、まだまだ得点力を向上させていきたいところだ。
もっとも、3月は公式戦5試合を戦った中で複数得点が1試合だったが、4月はここまでの5試合中3試合で複数得点を挙げている。チームは着実に得点力を高めており、ミヒャエル スキッベ監督はさらなる得点力の向上にも自信を持っている。
「得点の部分でチームは良くなってきていると思いますが、もっと良くなってくると思います。良いトレーニングができていますし、選手たちにも多く点を取ろうという意識が強くあります。ここまで(公式戦)13試合で17得点でしたけど、次の13試合では17得点以上を取れると思っています。それは間違いなく可能だという手ごたえがあります」(ミヒャエル スキッベ監督) 今節も意欲的にゴールに迫っていく広島が見られることは間違いなさそうだ。
23日14時にエディオンスタジアム広島でキックオフする一戦は、ゴール前の攻防が多い試合になるだろう。果たして勝点を積み上げるのはどちらのチームになるのだろうか。
[ 文:寺田 弘幸 ]