Jリーグ百年構想
3.コミュニティー
観戦環境
競技者のスポーツ環境と同じく、観客やメディアの環境も快適でなければならない。シーズンチケットを購入し、毎試合ホームゲームの応援に、あるいは遠くアウェイのスタジアムまで足を運ぶ動機には、スタジアムの観戦環境の良さが挙げられる。
- 交通アクセスが良い。
- 芝生席やベンチシートではなく、全てが個席で独立し、立見席はない。
- 観客席は四方すべて屋根に覆われている。
- コンコースは開閉式強化ガラス窓で外と仕切られ、見晴らしも良く、ラウンジやサロンとして利用できる。
ゆりかごから…
- 託児施設が併設
- スポンサーの命名権の付いたファミリースタンドの設置
- ファミリースタンドにつながるキッズスペース
- ファンショップには、幼児向けのグッズが並び低年齢化
- 高齢者
バーゼルのザンクト・ヤコブ・パルクには、107 戸の介護付き高齢者用集合住宅が併設されている。居住者専用観戦ラウンジは、サッカーファンの孫や家族とのだんらんの場になっている。
バリアフリー
- 車椅子席、専用リフト・トイレが完備
- 視覚障がい者専用席でヘッドホンによる実況放送を聴くことができる。
- 絵文字を利用した、分かりやすい案内表示
安全
- ホームとアウェイのファン・サポーターが交錯することによる事故を未然に防ぐため、スタジアム入場前通路から観客席まで固定フェンスで完全分離
- 警備指令室(コントロールルーム)の設置
四方が屋根で覆われたスタジアム(スイスのベルンの絵はがきより)
マクデブルク(ドイツ)の親子連れ
ラウンジなどとしても利用できる快適なコンコース(スイスのザンクトガレン)
スタジアム内の託児施設(ヴォルフスブルク)
保護者も安心のキッズスペース(ヴォルフスブルク)
赤い看板の下のブロックがファミリースタンド(ドレスデン)
車椅子用の専用リフトが稼働中(マクデブルク)
視覚障がい者のための実況放送(ヴォルフスブルク)
分かりやすいトイレの案内表示(バーゼル)
スタンド上部座席の安全柵(ドレスデン)





































